設立趣旨

1 趣 旨

私たちは、名取市の市民が個々の魅力と持てる力を発揮し、他者を思いやり、生き生きと、心豊かに生活することを目指して活動するNPOや市民活動団体、コミュニティ組織などの市民主体の団体が、相互につながり、継続的に活動できるよう支援することで、地域を活性化し、住みよい名取市になっていくことを目的としています。

 2 申請に至るまでの経過

名取市は、平成18年8月に市民活動団体の活動拠点となる「名取市市民活動支援センター」を開館しました。それに伴い施設管理は民間団体に、情報発信と市民活動団体の運営相談は仙台のNPO中間支援組織に委託しました。しかし、市は市民活動を常時支援する職員体制をとってきませんでした。また、名取市にはそれを担う中間支援組織もありませんでした。

一方、3.11の東日本大震災で被災した名取市は、津波で被災した市民や商店、企業などの復興を支援するNPOの活動に加え、市民にも自助、共助の意識が広がり、名取市民による活動も増えてきています。

しかし、それぞれの活動を継続していくには、様々な活動支援が必要であり、その機能を持った拠点と、それを継続的に担う地元の中間支援組織が必要です。

そこで、平成25年8月より、多様な分野で活動する市民有志が集まり、特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるるの協力の下、月に数回の勉強会と会議を重ね、名取市の市民活動団体を支援する組織「パートナーシップなとり」を設立し、多くの市民やNPOの信頼を確保するためにNPO法人化することに至りました。

 平成26年1月12日

特定非営利活動法人パートナーシップなとり
設立代表者 阿留多伎 眞人