市民活動講座「知らないと損する労働基準法」
1月24日(金)午後2時~4時、名取市市民活動支援センター
第四回市民活動講座は、「知らないと損する労働基準法」をテーマに社会保険労務士の鈴木 孝幸さんにお話ししていただきました。
労働基準法は、労働者が低賃金、長時間労働という劣悪な労働条件の下で働かされることにならないように、労働条件の基準を定めた法律ですが、詳しい内容となるとよく知らない方や、間違って理解している方も多いのではないでしょうか。
今回、鈴木さんからは法定労働時間と所定労働時間の違いについて、また法定労働時間以上働いた場合の超過勤務手当や深夜勤務手当、それに法定休日と休日出勤の取り扱いについて、具体的な例を交えて詳しく説明されました。
有給休暇の日数や、休暇を取得する場合の注意すべき点についても分かりやすく話していただきました。
労働基準法では、使用者が労働者を採用するときは、賃金・労働時間その他の労働条件を書面などで明示することになっています。
NPO団体でもスタッフを雇用する機会が増えてきていることから、労働条件の内容について、正しく理解できるような知識を持つことが大切です。
*鈴木さんはNPO法人パートナーシップなとりの理事でもあります。